外壁御影石に発生した表面のくもり・サビを除去する方法
外壁材に使われいる御影石を酸洗いをしたら御影石に、くもり・サビが出てきたことはありませんか? 原因は、塩酸、フッ酸を含んだ洗剤を使用したあと、水洗いをしたけれども洗剤が残ってしまったことにあります。フッ酸が雲母(うんも)などのガラス質を傷め、石材のくもりやクスミを生じやすくします。塩酸を使用したことで生成された塩化物が残り、サビが発生します。
- 外壁御影石に発生した表面のくもり・サビを除去する方法 お掃除前とお掃除後ではこんなに違う
- 外壁御影石に発生した表面のくもり・サビを除去する方法 お掃除のポイント
- 外壁御影石に発生した表面のくもり・サビを除去するために使った洗剤と道具
- 外壁御影石に発生した表面のくもり・サビを除去する手順
- 外壁御影石に発生した表面のくもり・サビの除去に関連するお掃除
外壁御影石に発生した表面のくもり・サビを除去する方法 お掃除前とお掃除後ではこんなに違う
重厚感のある御影石も、錆びてしまっては、逆に見苦しく目立ってしまいます。ぜひ、きれいを維持して本来の姿を表現させてあげて下さい。
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掃除前
御影石がサビてくすんでいます。 -
掃除後
この通りキレイになりました。
外壁御影石に発生した表面のくもり・サビを除去する方法 お掃除のポイント
錆の黄色が目立ちます。この色を除去するができれば、見た目がかなり改善されます。そのため、錆を除去しながら、御影石にダメージを与えにくし成分の洗剤を選択しながら作業を進めることがポイントとなります。
- 注意テキスト
- ・使用前に目立たない箇所でテストし、汚れ落ちや部材への影響を確認して下さい。
・周りに枠やガラスに洗剤が飛散しないように養生をして下さい。
・薬剤が垂れた場合には、ウエス等で引き延ばしてください。
外壁御影石に発生した表面のくもり・サビを除去するために使った洗剤と道具
酸性洗剤の【御影石クリーナー】を選択しました。酸性洗剤と言っても、塩酸、フッ酸は含まれておりません。 御影石クリーナーは、乳酸などの生分解性のある有機酸を主成分としています。簡易的なサビ取り効果もあり、御影石の質感を損なわずに洗浄することができます。御影石クリーナーで洗浄したあとは、サビの除去はもちろん、フッ酸によって白濁した黒雲母の輝きが取り戻されます。
使った洗剤と道具
汚れ落とし用洗剤
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汚れ防止剤
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施工前
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施工後
外壁御影石に発生した表面のくもり・サビを除去する手順
壁面での作業になりますので、床面や金属枠、その他の建材に洗剤の飛散に注意し、養生をするなどの準備をして下さい。
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手順1
御影石クリーナーを計量カップに小分けし、水で4-6倍希釈します。
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手順2
薬品ハケで塗布し、その後、ハンドブラシでこすり洗いします。 このとき、金属や御影石の鏡面仕上げ部分に薬剤が飛散しないように注意します。
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手順3
洗浄終了後は、落とした汚れや薬剤が残留しないように水洗いを十分してください。
外壁御影石に発生した表面のくもり・サビの除去に関連するお掃除
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